【SINoALICE】赤ずきん【ジョブ&ウェポン】
赤ずきん
ジョブストーリーとウェポンストーリーを今回は紹介します。
キャラクターストーリーはまた別の機会にしますねー。
最初はスノウ派だったけど、
今は赤ずきん派です(●'w'●)
コメントをまた文末に記載していますが、
勘違いなさらないで頂きたいのは、
あくまでわたしの感じた事を書いてますので、
考察とは一線を画す内容です。
■ジョブストーリー
クラッシャー【赤ずきん】
お母さんから、
ボクはお使いを頼まれた。
森のむこうに住むおばあさんに届ける、
パンとキイチゴのジャムと手紙を預かった。
『おばあさん、最近目が悪いみたいだけど、読めるかな?』
『大丈夫、まだまだ元気よ。それより、注意してほしいことがあるの』
お母さんの顔がボクにぐっと近づいた。
お母さんの瞳の中にボクが映っている。少し笑顔のボクと少し不安そうなお母さんの顔を同時にみながら、ボクはお母さんの言葉をまっていた。
『この赤い頭巾をかぶっていきなさい......』
『......母さんが子供のときも、おばあさんが子供のときもかぶっていたものなのよ』
その頭巾は暖かく、お母さんの匂いがした。
ボクは嬉しくなる。
それはどこか......血の匂いに似ていたから。
クレリック【赤ずきん】
氏名:赤ずきん/出身:ドイツ及びヨーロッパ
傾向:赤は愛情と破壊を象徴し、食は性的指向を強く啓示スル。
出自:グリム童話集
兄ヤーコブと弟ウィルヘルムのグリム兄弟が収集編纂した童話集
ヨーロッパ各地に伝わる民話が原典ともいわれてイル。
経過:狼は家宅侵入の後、オバアサンを補食。
続き、オバアサン宅を訪れた赤ずきんを補食スル。ソノ後、通りかかった猟師が異変に気づき、狼の腹部は引き裂かれる。以って両名ヲ救出に至ル。
現在:狼の補食行為により、赤ずきんが生き残ったノカ、死んだノカ、その結末は不明瞭。前報告者が消息を絶った為、五人目の調査担当を至急要請スル。
ソーサラー【赤ずきん】
彼の地は森深く、豊かな木々の恵みに守られていた。森と共に生きる村人は、風をよく知る人々でもあった。風は影を運び、影は夜の獣と共にある。森のざわめきが風を知らせてくれた。
風を知れども、風は気まぐれ。夜の獣に森が呑まれたときには、赤い御色が守ってくれる。だから、真っ赤な御色で我が身を包むよう、村の長は焚火の傍らで皆に語るのであった。
今日も少女は赤い頭巾を目深にかぶり森をゆく。木漏れ日と小鳥のさえずる道をゆく。このまま黒き森にさ迷い込まないよう祈りながら。そして、いまだ夜の獣をしかと知るものはいない。
ブレイカー【赤ずきん】
体が弱ってしまったおばあさんの為に、赤ずきんはお見舞いの品を持って森の奥にある家へと向かいます。けれど途中で出会った狼に唆されて、寄り道をして遊んでしまいました。
赤ずきんより先におばあさんの家に着いた狼は、おばあさんを飲み込んでしまいました。そしておばあさんのふりをした狼は、後から来た赤ずきんも騙して飲み込んでしまいました。
その後、猟師さんが眠ってしまった狼の腹を裂いておばあさんと赤ずきんを助けてくれました。けれど、赤ずきんは物足りません。彼女は狼ともっと『暴力』的に遊びたかったのです......
ミンストレル【赤ずきん】
いちご、りんご、トマトにさくらんぼ。
赤いもの。
バラ、サルビア、ダリアにアマリリス。
赤いもの。
唇、舌、肉と血。
赤は みんなおいしくて きれい。
■ウェポンストーリー
暴力の書【赤ずきん】
ほんとうはもっと遊んでほしいのに。
よういしてくれるオモチャは、いつもすぐに壊れてしまうのです。
だったら自分でつくろうと。ボクは思い立ったのです。
作者はボクの望みを聞くと。手をたたいてよろこびました。
そしてすぐに丈夫なオモチャのつくりかたを教えてくれたのです。
でも、それはとても難しいことでした。
だってボクにはゾウオという気持ちが理解できなかったのです。
丈夫なオモチャをつくるにはゾウオの感情をもった材料が必要です。
人間にゾウオを抱かせるには、
いくつものやり方があるそうです。
それには簡単なコツがあるらしく、
より大切な人を、よりざんこくに殺すのがいいようです。
仲のよさそうな夫婦を見つけたボクは、
大事そうにお腹をさする女の人を引き裂いて。
小さな命をプチっと握りつぶしてみました。
だけど、その男の人を素材にしても、
丈夫なオモチャはつくれませんでした。
そして大事なことに気づくのです。
ボクはやっぱり壊すことが好きなんだって。
暴力の戦輪【赤ずきん】
輪っかで遊ぶのが大好きで、
今日も輪投げをして遊びました!
狼さんが必死に逃げる姿を見ると
赤ずきんちゃんは大笑い♪
遊び終わると狼さんがやっていた
面白い顔を真似していましたよ!
今日もたくさん遊んだね。
他にも輪っかを使った遊びを考えて遊ぼうね♪
■コメント
全体的にキャラクターストーリーと比べるとかなり控えめな表現。ジョブストーリーについては元々のお話に狂気が添えられている程度。
ウェポンストーリーは淡々とその暴力性が描かれており、そこからは無邪気で貪欲という側面も垣間見えます。
子供の無垢な残虐性を強調した様なキャラクター、それが赤ずきんです。
赤ずきんは出だしから出し惜しみなく狂気全開でストーリーを走り抜けてるので、考えさせられる事がありません(´・ω・`)
あぁ、この子はこうなんだっていう謎の説得力があります。
前回の記事でちょろっと取り上げた通り、
書架ト赤のストーリーテラーと、クレリックのストーリーテラーは同一人物と思われます。
ちなみに孤独の黒兎が『この地に派遣』という言葉を口にしていた事から、
黒兎も消息を絶った調査員のうちの一人なのかなーと思ったけどちょっと早計ですね。
どのジョブストーリーもジョブ毎に特色が出ており、そのキャラクターと取り巻く物語を凡ゆる側面から表現しています。
クレリックは観測、ミンストレルは詩的、ソーサラーは言い回しから伝承めいた印象があります。
ガンナーは支離滅裂な内容で、パラディンは関係者の証言。
クラッシャーは台詞があり、ブレイカーはそのキャラクターのテーマとなっています。
特にブレイカーは現在解放されている中で、
悲哀の人魚姫と虚妄のヘンゼルグレーテルは文中に直接その二文字がありません。
人魚姫の内容は悲哀を見て取れますが、
ヘンゼルグレーテルの虚妄は......
これを読むか読まないかで彼に対する印象が変わりますよ。
話が逸れましたが、
それに比べて赤ずきんは潔い程に暴力です。
その存在に疑問を挟む余地も無いほど全面に押し出してます。
この先も恐らく揺るがないでしょう。
そういうのはスノウやアリスの役所だと思います。
ところで最近ニーアオートマタを始めました(●'w'●)
三半規管が弱いので3D酔い半端ないっす。
遊園地の曲が素晴らしすぎて震えてます。